予想通りオッパが座っていた ページ17
オンニたちとのショッピングを済ませて、待ち合わせの場所へと向かった
KI「A、こっち。」
「お待たせ。」
KI「その荷物(苦笑)」
「オンニたちと買い物をしていたら、買い過ぎちゃった。」
KI「もしかして、俺との予定を忘れてた？」
「ううん、そんなことない。」
KI「冗談だよ。行こう、お腹減ったでしょ？」
すっと私の手から、荷物を奪って先に歩き出したカイ
「ありがとう。」
カイに連れられて来た場所は、予約が難しいって言われている有名店
クリスマス限定ディナー＆スイーツを提供してくれるこの時期は、特に難しい
店員に案内されて奥の席へ向かうと、予想通りオッパが座っていた
BK「A、久しぶり♪」
「お久しぶりです、ベクオッパ。」
BK「こっち、座りなよ。」
オッパは、自分の横をポンポンっと叩いた
KI「二人きりじゃなくて、ごめん。」
ボソッと耳元で言われ、首を横に振る
BK「カイ、何か言ったか？」
「いいえ。さ、ヌナ座りましょう。」
さり気なく私を自分の横へ誘導したカイ
BK「カーイー、ずるいぞ。」
KI「何のことです？さ、ヌナ食べますよ」
ディナーを食べながら、二人と過ごす時間はあっという間
気づけば、色とりどりのスイーツが、テーブルの上に並べられた
最近の出来事を話しながら食べていると、オッパとカイがじーっと私を見てくる
BK「テヒョニから聞いたぞ、変な男に迫られて大変だったらしいな。」
KI「俺もジミニから聞きました。その後、大丈夫ですか？」
はぁ〜、口が軽すぎる二人とも
「その後、会うようなこともなかったので大丈夫です。」
BK「そっか、そっか。気をつけろよ、いつどこで会うかわからないし。」
「はい、気をつけます。」
KI「そうですよ。何かある前に、俺たちにも相談して下さいよ。」
「うん、ありがとう。」
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月15日 0時
