ジョングクは、きっと一途なタイプだね ページ11
JK「落ち着け、俺。あとで、ヌナに確認しよう。」
ヒョンたちに合流して、スタジオへ向かう
今日の仕事は、有名なトーク番組へのゲスト出演
客席が、俺たちを応援してくれているARMYで埋め尽くされている
MCに呼ばれて登場し、挨拶を元気良くして撮影が始まった
MC「前回の出演から１年経って、皆の好きな女性のタイプは変わったのかな？Ｖは、変わってそうだよね。」
TH「変わりました(笑)」
MC「お、聞かせて。」
TH「小柄で、可愛いらしい感じの人です。」
MC「抱きしめた時に、腕の中にすっぽり納まる感じ？」
TH「はい、そうです。」
MCやメンバーに冷やかされているヒョン
客席のARMYから、キャーって黄色い声が飛ぶ
MC「ジミンは？」
JM「ちょっと鈍感だけど、笑顔が素敵な女性ですかね。」
MC「ん、鈍感？」
JM「自分の可愛さに気づいていないみたいな。」
MC「いるよね、そういう女性。でも、そういう相手だと振り回されない？」
JM「そうかもしれませんね。」
MC「ジミンは、振り回されたいのかな？」
JM「誰でもいいってわけじゃないですよ？」
MC「好きな人限定ってことね。」
JM「はい。」
こちらも、客席のARMYからキャーって黄色い声が飛ぶ
MC「ジョングクは、やっぱり髪がロングで背の高い女性かな？」
一瞬、頭の中をよぎった俺が想像するココロさん
ヌナの知り合いだし、女性に間違いないと思う
会ったことがないけれど、そういうイメージが浮かんだ
RM「ジョングク？」
JK「え、あ、はい。変わりないですね。」
MC「ジョングクは、きっと一途なタイプだね。」
JK「はい。」
俺にも、客席のARMYからキャーって黄色い声が飛ぶ
MC「Ｖとは、違って？(笑)」
JK「そうですね(笑)」
ニヤッと笑って、テヒョニヒョンを見た
TH「えー、僕も一途ですよ〜。」
焦った様子のテヒョナヒョンに、客席から笑いが起こった
無事にトーク撮影が終わって、歌の収録用にセットが準備されている
何気なくスタジオ内を見回したら、あの男がいた
私、期待外れもいいところだ→←あの人の秘密、知りたくないですか？
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月15日 0時
