防弾VSヌナ２出会い編 (ページ7)

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初個展、今日が最終日ページ7

昨日の一件があっても、朝ご飯を作りに宿舎へ戻った
すぐに展示会場へと向かい、急いで服を着替える

真紀『お疲れ様、どうしたの？』

『他の方の作品をじっくり見られるのが、楽しみで。』

真紀『ふふっ(笑)。』

『真紀さん、お願いしたいことがあって。今夜の閉館時間を少し延長してもらえませんか？』

真紀『もしかして、カイ君たち？』

『はい。展示終了時間、ギリギリなるかもしれないって。でも、ゆっくり見てもらいたいからお願いできますか。』

真紀『わかった、ちょっと相談してくるわ。』

『ありがとうございます。』

今日が最終日ということもあって、多くの人が見に来てくれている
私も展示されている作家さんの作品をじっくりと見ながら過ごす
真紀さんとランチした後は、作家さんと話したり感想コメントを書いたりしていた

真紀『ココロ、韓国でも大人気ね。それに、日本から駆けつけてくれたファンもいるみたいよ。』

『本当ですか？』

真紀『うん、コメントブックに日本の方の書き込みがあったし。』

『嬉しいです。』

真紀『カイ君たち、もうそろそろかしらね。』

携帯を確認すると、カトクの通知

『もうすぐ着くみたいです。真紀さん、配布物って余っていますか？』

展示会用に用意したミニ写真集で、展示作品＋未公開写真っていう特別な物
私のブースに立ち止まって作品を見て下さった方に先着で配ってもらった

真紀『えーっと、ちょっと待ってね。』

真紀さんが、私のブースに居るスタッフに声を掛けに行く
スタッフから配布物を受け取って、そのスタッフを帰らせてくれた

真紀『お待たせ、予備の5冊だけあったよ。Aちゃんから渡してあげたら？』

真紀さんからスタッフ専用の腕章を受け取って、腕につける

真紀『それじゃ私は、受付に待機しておくわね。カイ君たちが来たら、ここまで案内するわ。』

『よろしくお願いします。』