シーライフ釜山アクアリウム ページ42
美味しいテジクッパを食べた後は、釜山タワーへ
ヒョンと携帯で撮影していると、デジカメで撮影をしだしたヌナ
やっぱりココロさんと知人だし、ヌナもカメラ好きなのかな
JK「ヌナ、次はどこへ行きますか？」
「・・・。」
熱心に撮影しているヌナに、俺の声は聞こえていない様子
JK「ねぇ、ヌ、」
景色見るキラキラした目、嬉しそうに笑っている口元
初めて知ったヌナの表情に、思わず見とれていた
JM「お待たせしました。Aヌナ、次はどこへ行きますか？」
トイレから戻って来たジミニヒョンが声をかける
「・・・。」
JM「Aヌナ？」
「あ、ごめんなさい。えーっと、シーライフ釜山アクアリウムに行きたいです。」
ようやく俺たちの存在に気付いたヌナが、行きたい場所を教えてくれた
JM・JK「二人きりがよかったなぁ。」
同じことを呟いたヒョンと目が合い、思わず笑ってしまう
JM「そこは、ヒョンに譲ってよ。」
JK「そこは、マンネに譲りましょうよ。」
ヒョンと話をしている間に、先に行ってしまったヌナを慌てて追いかけた
アクアリウムは、思った以上に混雑していた
バレたらまずそうだけど、逆に人ごみに紛れてしまって大丈夫そう
「うわぁ、綺麗。」
館内を進むたびに隣から聞こえてくる感嘆の声
キョロキョロ辺りを見回したり、背伸びをして覗き込んだりと大忙しのヌナ
ちょっと目を離したすきに、姿を見失ってしまった
JK「ヌナがいない。どこだろう？」
周囲を見ても姿は見当たらず、ヒョンの姿もない
JK「まさか抜け駆け？！」
この先にある薄暗いコーナーへ急いで向かう
柱に影でくっついている男女・・・二人の姿をかろうじて見つけた
万が一ってこともあるから、そーっと背後から近づいていく
そんなにジョングギのことが、気になりますか→←自分用に同じパーカーも忘れず買った
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
