ある日のジョングク セブチの曲って、ヌナー ページ49
JK「ふぁ〜、よく寝た。」
のどが渇いて、キッチンへと向かった
リビングから聞こえてきたヌナとテヒョニヒョンの声
「テ、テヒョン？！」
TH「もう少しだけ、このままでいて。」
様子が気になってこっそりと覗き込む
ヌナをテヒョニヒョンが背後から抱きしめていた
JK「えっ・・・。」
足音を立てないように、自室へと引き返した
何あれ？！どういう状況？さっきの二人が、頭から離れない
ざわざわする気持ちを落ちつけようと、手に取ったココロさんの写真集
ベッドに腰掛けて、ページを捲るもすぐに閉じる
JK「あー、ダメだ。全く集中できない。」
ドサッとベッドへ倒れ込み、ごろごろ転がっていた
部屋のドアがノックされ、ひょいっとヌナが顔を覗かせる
「グクー、まだ寝てるの？」
つい今しがた起きたように、体を起こして伸びをした
JK「んー、よく寝た。」
「グク寝すぎ(笑)はい、お水。」
JK「ありがとう。」
本当、気が利くよね
受け取った水を口に含み、ゆっくりと流し込む
「ご飯は、冷蔵庫に入っているから温めて食べてね。」
JK「ヌナ、どこか出掛けるの？」
「ボディソープとかが切れたから、買いに行こうと思って。」
JK「すぐにご飯を食べちゃうから、一緒に行こうよ。」
携帯の着信が鳴り響く――― セブチの曲って、ヌナー
「もしもし、ジス。どうしたの？うん、うん。え、新商品が発売されているの？行く行く。ちょうど切れちゃったし。今から向かうとなると、1時間後になるけどいい？うん、ごめんね。ありがとう。じゃ、また後でね。」
JK「シュアヒョンに、会うの？」
「うん。今、お店の近くで食事をしているみたい。せっかくだから、一緒に買い物しようって。」
JK「俺も行く。荷物持ちが必要でしょ。」
二人きりで買い物とか、まるでデートみたいだし
「そんな重い物じゃないから、一人で大丈夫だよ。」
JK「せっかく行くなら、他にもいろいろ買いたいでしょ？」
「もう、わかったよ。」
買い物の誘惑に負けたのか、一緒に行くことに成功した
JK「はい、これ着て。いつもの帽子にも似合うよ。」
釜山で購入した膝丈のグレーのスウェットワンピを渡す
「え、いいの？ありがとう。じゃ、お返しにこれをグクにあげる。」
部屋の隅に置かれていた紙袋から、同じ色のパーカーを渡された
JK「やった、ありがとう。」
「うん。」
受け取った服と黒のダメージジーンズを持って部屋を出て行ったヌナ
俺の存在をすっかり忘れていましたね→←ある日のテヒョン やっぱりこれって・・・恋だよね
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
