防弾VSヌナ２出会い編 (ページ5)

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初日からマンネラインに嫌われたページ5

マネージャーさんと待ち合わせをして、彼らが住む宿舎へと向かう
あの指定された服装で現れた私、マネさんに怪訝な顔で見られた
それより、ここすごい場所だなぁ

先に入っているように言われて、宿舎の中へ

『・・・部屋、汚い。』

途方に暮れていたら、ぞろぞろと起きてきた人たち
グループのリーダーだという人に、声をかけられて挨拶

「代表の紹介で来ました。成瀬A、日本人です。よろしくお願いします。」

え、嘘！！メンバーの中に、あの時の彼がいた
まさか、こんな形で再会することになるなんて驚きだ
眠そうな顔をして、目を擦りながらこっちを見ている
あの時とは違って、幼い印象

TH「ダサい。」

そんなはっきり言われなくたって、わかっていますよ
マネさんから、以前働いて人たちの話しを聞いていたけど
自分たち以外受け付けないって、拒否感がすごかった

「ふぅー、けっこう重いなぁ。」

買い出しから戻ってきたら、パク・リンさんが知らないうちに来ていた
彼女は、夕飯にメンバー分と一緒に作った私のハンバーグを勝手に食べたらしい
しかも、その夕飯を作ったのが自分のように振る舞っている

JK「嫌なら、辞めて下さい。」

彼が、冷たく言い放った
今どういう状況なのか理解できない内に、初日からマンネラインに嫌われた

『はぁ～、何なの。』

流しにためられた8人分の食器を洗って片付けていた
リンさんは、マンネラインたちを中心にメンバーと仲良くなれたみたい
少しでも自分が出来ることを精一杯しようと決めたけど、もうくじけそう
唯一の救いは、ジンオッパと同い年のユンギ
この二人だけが、私に対して普通に接してくれていた

『時間が、足りない。』

空いている時間は、風景の撮影に走り回っていた
もっとゆっくり堪能したいのに、夕飯の時間が迫っている