まるで、運命みたいだな ページ30
「来た。」
KI「え、何が？」
「ピザ。」
KI「今から食べるの？」
「カイも一緒にどう？」
KI「いいのかな。」
「いいの、いいの。」
アイツら嫌がるだろうなぁ、俺のことを警戒していたし
案の定、俺の姿を見たジミンたちが複雑な表情をしている
食べ始めて少し経った頃、グクがAを連れてリビングを出て行く
しばらく、テヒョンとジミンの二人と他愛のない話をしていた
JM「ヒョンは、いつヌナと知り合ったの？」
KI「日本のLIVEスタッフにAがいて、俺たちの世話をしてくれた事がきっかけだよ。もう2年以上前だけど。」
JM「2年以上・・・。」
TH「それでヌナとは、どうやって仲良くなったの？」
KI「日本での滞在中、Aが働くカフェに行ってさ。そこで、いろいろな話をしている内に仲良くなったってとこかな。」
JK「それって、ココロさんの作品が置かれているカフェですよね。俺もそこで、偶然ヌナと出会って。展示会のチケットは、その時に南さんから頂きました。」
やっぱり、グクもあのカフェに行っていたのか
Aと偶然会ったって・・・まるで、運命みたいだな
戻って来たグクが会話に加わり、 Aは迷わず俺の隣に座った
KI「南さんにもらった？」
JK「はい。おかげで、ココロさんの作品を見ることが出来ました。」
「私も知らなくて。グクが来た時は、驚いたよ。」
JK「俺もびっくりした。まさかヌナが、」
TH「ちょっと、待った。俺たちにもわかるように話してよ。」
JM「日本のカフェで会った女性とジョングギが展示会で会った女性は同じ人で、ヌナだったってこと？」
「うん、そうだったの。黙ってて、ごめんね。」
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
