二人目、登場 ページ10
移動車にマネヒョンが乗り込む、重い空気の車内
いつもなら、うるさすぎるのに
JM「マネヒョン、」
マネ「無理だぞ。」
JM「まだ何も言っていません。」
TH「ヒョンたちは、どうですか？」
JH「んー、まだわかんない。会ったばっかりだし。」
RM「俺も、わからない。」
JN「僕は、気に入ったかな。ユンギもでしょ？」
SG「さぁな。」
興味なさ気に返事していたけど、しっかり見たからね
ユンギヒョン、ニヤけてた
JM「ジョングギは、どう？」
TH「一緒に暮らすなら、綺麗な人がいいです。」
JM「わかったから、お前の綺麗好きは。でも今は、ジョングギに聞いたの。」
JK「俺は・・・ヒョンに賛成です。」
TH「さすが、ジョングギ。」
ニヒッて笑うテヒョナヒョンに、大袈裟にため息を吐くジミニヒョン
マネ「お前らが何を言おうと、決定事項だ。何度も言うが、仲良くしてくれよ。特に、リンさんとは。」
写真フォルダを開いて眺める携帯におさめたココロさんの写真に、ささくた心が癒されてゆく。
仕事を終えて、宿舎へ帰ってきた俺たち
玄関のドアを開けると、お肉の焼ける匂いが鼻孔を擽る
先を急ぐように、キッチンへと向かう
「おかえりなさーい。」
誰？キッチンに、知らない綺麗なお姉さんが立っていた
今朝の人は、どこ？まさか、本当の姿はこっちとか？
TH「あの、リンちゃんですか？」
リ「はい、パク・リンです。1日早いですけど、来ちゃいました。」
ですよねー、あの人のわけないか
JN「あのさ、もう一人の女性は？」
リ「まだ、帰られてないみたいです。」
TH「リンちゃんが、ご飯ってくれたの？」
リ「はい。お手製ハンバーグです。ちょうど焼き上がったので、温かいうちにどうそ。」
JK「・・・美味しそう。」
JM「サラダにスープ。」
リ「デザートもありますよ。」
予備のイスを持ってくるホビヒョン
JH「リンちゃんも一緒に食べよう。皆で食べた方が、美味しいしね。」
リ「はい。」
SG「アイツは？」
TH「リンちゃん、隣おいで。」
JM「せっかくの料理が、冷めちゃいますし食べましょう。」
さすがコミュ力高いだけある。もう仲良くなっているよ、テヒョニヒョン
今朝の人と全く真逆のタイプの人、頭から爪先までお手入れされていた
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
