防弾VSヌナ出会い編 (ページ47)

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私の人生が大きく変わったページ47

バイト先の店先に、一人の男性が立っている
かっこいいいなぁ、スタイルいいなぁ、芸能人オーラ出てない？
うろうろしていたから、思いきって声をかけてみた

『あのう、お店に入らないんですか？』

男「？？」

振り返った男性のくりくりした瞳に、吸い込まれそうになる

『あれ、日本人じゃない？えっと、』

韓国の人かなって思ったけど、咄嗟に言葉が出てこない

男『チョトナラ、ニホンゴワカリマス。』

片言の日本語が、聞こえてきた

『ここ、入りますか？』

もう一度、ゆっくりと話してお店を指さした

男『ハイ。』

彼と一緒に店へ入って、奥に居る店長の南さんに彼のことを伝える

『南さん、いいですか？韓国からのお客様、たぶんオーラある人。』

南『了解。』

南さんは、日韓ハーフでどちらの言語も流暢に話せる
このカフェは、なぜか韓国の芸能人が訪れてくることが多い
そういう人が来たときは、オーラのある人って南さんに託す
奥のソファー席へ彼を案内している南さんってことは、芸能人？

『たしかに、一般男性っぽくはなかったな。』

このカフェには、ただの客としてほぼ毎日通っていた私
趣味で撮りためてきた写真をここに来て、ファトブック収めることが日課で
そんなある日、１冊のフォトブックをここに忘れてしまった

南『これ、Aちゃんのだよね？』

『そうです、ありがとうございます。』

南『あのさ、写真集を出してみない？』

そう言った南さんがきっかけで、私の人生が大きく変わった