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キラキラ揺れるピアス ページ33
「皆さん、飲み物を買ってきたので飲んでくださいね。」
メンバーに飲み物を配っているヌナの耳で、キラキラ揺れるピアス
TH「ヌナ、俺のピアスと交換して下さい。」
「え？」
TH「この衣装に合うと思うので、お願いします。」
それはただの口実
だって、ヌナのピアスつけたら頑張れそうな気がした
身を屈めて、見上げてお願いしてみる
「・・・ズルい。」
TH「え？」
「わかりました。消毒しますから、ちょっと待って下さいね。」
鞄から取り出した消毒液で処置を施してから渡してくれた
「はい。それ、差し上げますよ。」
そう言って、ケースも一緒にくれた
TH「え、いいの？」
「そんな高いものじゃないし、かえって悪い気がしますけど。」
TH「嬉しい、ありがとうございます。」
さっそく耳につけて、ヌナに見せる
TH「どう、似合いますか？」
背後から鏡を覗きこんできたヌナ
「うん、かっこいいです。」
嬉しいけど恥ずかしくて、顔を上げられなかった
リ「うわぁ、テテのピアス可愛い。」
いつも間に、入れ替わったのよ
俺の肩に手を置き、鏡を覗き込んできたリンちゃん
今日も香りがキツイ、昨日から苦手になったこの匂い
リ「いいなぁ、このピアス。」
ピアスに触れてきた手をやんわり払いのけた
TH「大事なピアスだから、触らないで。」
リ「ジミン、テテが冷たいよぉ。」
自分たちの所へ来たリンちゃんに、ジミニは苦笑いしていた
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作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
