綺麗な人と今朝の人 ページ11
防「ごちそう様でした。」
「洗い物はしておきますので、流しにつけておいて下さい。」
玄関のドアが開く音がして、今朝の人が帰って来た
両手に重そうな買い物袋を提げて
JN「おかえり、遅かったね。」
「ただいまです。」
JN「先にご飯、食べちゃった。」
「いいえ、それは気にしないで下さい。」
TH「リンちゃんが、居てくれて良かった。お腹減っていたし。」
JM「本当に美味しかったよ。」
JH「料理、上手だね。」
リ「お口に合って、良かったです。」
JN「彼女がね、晩ごはんを用意してくれたみたい。」
「え、あ、そうですか。」
少し驚いていたけれど、特に悪びれる風でもない
そんな彼女にテヒョナヒョンとジミニヒョンがムッとしている
TH「あの、それだけですか？」
JM「マネヒョンから、俺らが20時頃に帰宅するって言われたでしょ。いないってどういうつもりですか？」
TH「リンちゃんが、食事を作ってくれたから良かったですけど。」
JN「ちょっと、やめなよ。Aちゃん、ご飯は食べた？」
「・・・いえ。」
RM「次から帰りが遅くなる場合は、連絡して下さい。」
JK「嫌なら、辞めて下さい。」
「すみません。以後、気をつけます。」
静まる室内、重たい空気を破る様にリンさんが口を開いた
リ「すみません。実は、買い出しへ行くこと伝言されていたのに忘れていました。」
JH「え、そうだったの？」
リ「はい。ごめんなさい、Aさん。」
嘘だね、そんなわけないでしょ
だって今朝の人、変な表情したもん
TH「リンちゃんって、美人で優しいね。」
JM「今日から、ここ？」
リ「うん。よろしくね、ジミン。」
JH「お風呂、先にどうぞ。」
リ「いいんですか。」
TH「俺たちは気にせず、ゆっくり入ってきなよ。」
リ「ありがと、テテ。」
TH「使い方、教えてあげる。」
JM「俺が、教えるよ。」
リンさんを挟んで騒ぎながら、三人はバスルームへと向かった
今朝の人は、黙々と食器を片づけている
目の前に置かれていた買い物袋をこっそりと漁った
ユンギヒョンも隣に来て、袋を覗き込む
JK「あれ、これって。」
SG「ふ〜ん。」
JN「こら、勝手に。ダメだろう。」
ユンギヒョンが袋を持って、今朝の人に話しかけにいった
そのままヒョンが袋の中身を冷蔵庫や戸棚にしまってゆく
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 706人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：薫
| 作成日時：2017年12月4日 13時
