何だろうこの気持ち ページ1
偶然見かけた一冊の風景の写真集
ずっと探していた宝物を見つけたような気分
早く中身が見たくて、急いで宿泊先へと戻った
逸る気持ちを押さえてシャワーを浴びる
バスローブは危険だから止めて、ラフな格好で待機しておく
ヒョンたちの奇襲に対応できるように
「でも今日は、邪魔されたくないな。」
ベッドヘッドに背を凭れさせ、写真集をじっくりと見る
ページを捲るごとに、感情が揺さぶられた
知りたい、どんな人がこれを撮影したのか
何だろうこの気持ち
「ジョングギ、いる?」
同室のジミニヒョンが帰って来た
「いますよ。おかえりなさい。」
写真から目を離さず、答えた
JM「ただいま。何してるの?」
「これを見てました。」
買ってきた写真集を見せる
JM「表紙からして素敵だね。」
写真の率直な感想を伝えたら、ジミニヒョンが優しく笑った
JM「まるで、恋みたいだね。」
その言葉が、ストンって自分の中に落ちてきた
JM「どんな人が、撮影したのかな。」
「さあ、わかりません。」
JM「ね、何かその人のこと書いてないの?」
「それが・・・。」
ジミニヒョンに見せると困った顔をしている
JM「難しくて読めないね。ナムヒョンに相談してみようか。」
ナムヒョンの部屋を訪ねた
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作者名:薫 | 作成日時:2017年12月4日 13時