N ページ26
岩「――、ナナちゃん?」
「へ?」
岩「大丈夫?歩き疲れた?」
「いいえ、大丈夫です。」
レ「岩さん、あの店みたいですよ。」
ア「直人さん、お待たせしました。」
直「おう、ここの肉料理が美味くてさ。」
岩「腹減ってたんすよねぇ。」
アランと岩田先輩が、直人さんと先に店内へ
その後に続こうとしたら、レオに声をかけられた
レ「ナナちゃん。」
「なに?」
レ「岩さんには、黙ってて。」
「え?」
レ「お姉さん。」
レオもあの人に気づいていたんだ
「教えなくていいの?」
レ「うん。」
「わかった。」
レ「ありがとう。」
あの人が絡むとレオもそんな風に笑うんだ
「へぇ〜。」
レ「何?」
じーっと見ていたら、普段の無愛想に戻ってしまった
「レオって、笑うと可愛いね。」
レ「うるせぇ。」
ぷいっと店内へ先に入ってしまったレオ
直「おーい。こっち、こっち。」
手招かれて席に向かい、空いている席に座った
ア「やっぱり、そっちか。」
レ「残念。」
ア「うるせっ。」
岩「どうした?」
直「何でもないよ。ほら、何食べる?」
やっぱり、岩田先輩の隣は譲れない
・・・譲りたくない
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作者名:薫 | 作成日時:2017年10月29日 0時