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☆ ページ21
『別に。』
た「別にって・・・あー、弟くんがいないから寂しいのか。」
『うるさい。』
た「仮にも上司に向かって、うるさいってどうなの。ひどいよ。ね、みーたん。」
み「そんなことより、社員旅行の場所決めた?」
た「そんなことよりって・・・たーくん、泣いちゃうよ。」
『泣け、泣け。』
た「荒んでる。この子、荒んでるわ。」
み「もういいから、Aさんのことはそっとしておいて。」
た「はい、はい。明日の昼、出発ね。」
み「は?」
『は?』
た「人気の宿が予約取れちゃったし、この機会を逃すとスケジュール的に難しいし、女将が美人だし。」
み「美人女将ってだけで、何も考えずに予約したなこの人。」
『相変わらず。そうと決まれば、準備しなきゃ。』
み「2泊3日の温泉旅行♪」
た「どんな出会いが、あるかなぁ〜。」
浮かれているたー君を残して、私たちは急いで自宅に戻った。
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作者名:薫 | 作成日時:2017年10月29日 0時