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☆ ページ16
『バカね、噂はあくまでも噂なのに。好きな人とするえっちは、特別なの。体より心が充たされていくから、不思議と気持ちいいものなのよ。』
「でも俺、バカでよかったと思ってる。おかげで、初めてを好きな人と過ごせた。それに毎回、充たされてる。Aさんは、どう？」
さっきから名前呼びされて、ドキドキしている私
顔赤くなってないかな、バレたら恥ずかしい
部屋のインターホンが鳴る
「タイミング良すぎ。」
落ちていたシャツを着て
ルームサービスの対応に向かう
「Aさん！！」
はしゃぐ声に嬉しくなる
なんだかんだで、剛典に甘い私
「ありがとう、いつ用意してくれたの？」
『お祝いには、欠かせないでしょ？』
ルームサービスの美味しそうな料理
一緒に運ばれてきたシャンパンとケーキ
「あの日と一緒だ。」なんて、目をキラキラさせていた
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作者名：薫
| 作成日時：2017年10月29日 0時
