今日:38 hit、昨日:0 hit、合計:78,624 hit
小|中|大
☆ ページ1
鳴り続けている携帯
10コール超えたけど、まだ鳴らす?
『ねぇ、気になる。』
剛典の上に倒れた姿勢から、くるっと入れ替わり下になる
「すぐ終わるから。」
『は?』
私の上に乗っかった状態で、電話に出た剛典
そこ弱いってわかっているくせに
わざと私の耳元で話している
剛典のくせにムカつく
「え、今?姉ちゃん?隣にいるけど・・・代わってって。」
『どうして?』
渡された携帯を受け取る
『もしもし。』
ナ「こんばんは、お姉さん。」
『こんばんは。』
ナ「ちょっと、お話したくて。」
『私と?何かな?』
ナ「単刀直入にお聞きします。岩田先輩のこと、どう思っていますか?」
剛典を見ると、心配そうに見返してきた
空いている耳に口を寄せて、話しかけてくる
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
282人がお気に入り
282人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:薫 | 作成日時:2017年10月29日 0時