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『ふふっ(笑)』


突然、姉ちゃんが笑った
え、なに?


「それって、いいの?ダメなの?」

『さぁね。』


姉ちゃんは繋いだ手を解かず、そのまま公園へと向かった
風に舞う桜の花びらに目を奪われていて、足を止めた姉ちゃんに気づかずぶつかる


『痛っ。』

「ご、ごめん。」

『・・・のど乾いた。』

「そこの自販、」

『生絞りがいい。』


公園の入り口付近にあったジュース屋さんを思い出す


「買ってくる。何がいい?」

『桃。』

「わかった。そこに座って、待ってて。」

『ん。』


「絶対、いてよ。」


日陰になっているベンチに座る姉ちゃんを確認して、その場を離れる
店に向かって飲み物を買うと、急いで戻って来た


「買ってき―――あれ、姉ちゃん?」


ベンチに姿がなく、辺りを見回しても姉ちゃんの姿は見当たらない
やっぱり、俺といるのが嫌だったのかな
肩を落としながら、ベンチに座った


「はぁぁぁぁ〜。」

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設定タグ:岩田剛典 , 三代目JSoulBrothers , LDH   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2017年10月29日 0時

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