お隣の彼女2 ページ6
プッ、顔真っ赤やないか。
かわええなぁ、ほんまに。
どこの誰かわからん奴に、渡したないなぁ。
パタパタと走って店へと入って行くAの後をゆっくりと追いかける。
店内に入ると、俺に気づいた女性店員さんが奥の試着室へと案内してくれた。
「店長の夏川です。ご来店頂き、ありがとうございます。」
店長さんってことは、臣の知り合いの人や。
「山下です。」
夏「登坂さんからお話は伺っておりますので。」
「すんません。今日は、お世話になります。」
夏「いいえ、とんでもない。いつもお世話になっている登坂さんのお役に立てて良かったです。」
「ほんま、助かります。」
夏「こちらのスペースには、一般のお客様が立ち入ることができませんので、ごゆっくりして下さいね。」
「ありがとうございます。気を遣わせて、すんません。」
夏「いいえ。お連れ様、登坂さんから聞いていた通り可愛らしい方ですね。」
「ありがとうございます。ほんま、かわええ奴なんですわ。」
試着室に用意されていた洋服に、夢中になっているAに視線を向ける。
夏「ふふっ(笑)では何かありましたら、そこの電話の受話器をあげて頂ければ、お伺い致しますので。」
俺とAに、優しい笑顔を向けてその場を離れていった。
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薫(プロフ) - 雅さん» 雅さん、コメントありがとうございます!キュンキュンしていただけて、嬉しいです。今後の二人もよろしくお願いします(*^_^*) (2017年6月15日 15時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 初めまして。雅と申します。山下さん大好きで読ませていただきました!最後らへんの強引な山下さん堪りません!キュンキュンしたました! (2017年6月14日 18時) (レス) id: 3a91504361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 | 作成日時:2017年1月16日 3時