お隣の彼女4 ページ16
息苦しいのか、背中に回した手でタップしてくる。
唇を渋々離したら、目を潤ませて真っ赤な顔したA。
『・・・はぁっ、苦しかった。』
息止めてたんか?
「鼻で息出来るやろ(笑)」
『初めてやから、わからんもん。』
耳まで真っ赤にして抗議してくる。
初めてって・・・まさか、この間も?
「キスしたことなかったん?」
コクンとうなづくA。
やっばいわぁ。
「これから、いっぱいして慣れような。」
そう言って、もう一度Aの唇を奪った。
さっきより、ゆっくりと丁寧に優しく。
『・・・ふっ・・・んんッ・・・。』
チラッと薄目でAを確認する。
うわぁ〜、なんちゅう顔しとんねん。
他の奴には、見せられへんわ。
体から力が抜けてしもたA。
唇を一度離して、Aを抱き上げてリビングへ向かう。
「大丈夫か?」
『・・・ん。』
かわええなぁ、やっぱり。
キスだけこんなんやったら、抱いてしもたらどうなるんやろ。
今日のとこは、キスだけにしとこかな。
がっつきすぎたら、こいつのっこっちゃ逃げてしまいよるやろ。
『山下、もう降ろして。』
「なんで?」
『この格好恥ずかしい。』
俺はAを膝に抱き上げたまま、ソファーに座ってる。
「離したないねん。」
そう言うと、おとなしくじっと座ってるA。
「今度のメンバー飯会、一緒に行こな。」
驚いた顔して俺を見る。
「かわええ彼女を自慢させてや。」
『な、もう、かわええ禁止や。』
「言わせとき、減るもんちゃうし。」
『心臓がもたん。』
Aの左胸に触れる・・・めっちゃドキドキしてるやん。
『ちょと、なに触っとんねん。』
「ん?」
『ぁっ・・・んっ、動かさんといて。』
耳まで真っ赤にして、バタバタ暴れ出す。
この様子やと、こっちも初めてなんかな?
「大事にするから、Aの初めて全部俺にくれへんか?」
おとなしなって、ぎゅっと抱きついてくる。
『大事にしてや、け、健二郎。』
あ、無理。
この状況でそれは、あかんわ。
Aを抱き上げて、急いで寝室へと向かう。
ベッドにゆっくり降ろして、たっぷりとかわええAを堪能させてもろた。
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薫(プロフ) - 雅さん» 雅さん、コメントありがとうございます!キュンキュンしていただけて、嬉しいです。今後の二人もよろしくお願いします(*^_^*) (2017年6月15日 15時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 初めまして。雅と申します。山下さん大好きで読ませていただきました!最後らへんの強引な山下さん堪りません!キュンキュンしたました! (2017年6月14日 18時) (レス) id: 3a91504361 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 | 作成日時:2017年1月16日 3時