57.ヒトメボレ-第二章 ページ10
→57th photo
この写真をもとに作ったお話です。
<ヒトメボレ-第二章>
〜nao’s eyes〜
立ち漕ぎで帰っていく登坂をじっと見つめる。
俺の目からビームが出たなら絶対登坂は焼死してる。
胸が苦しくてどうにかなってしまいそうだった。
Aが倒れるときってこんな苦しさなんだろうかなんて不謹慎なことを思う。
いや、Aの苦しさは切実だ。こんなことと比べてはいけない。
Aとは家が隣同士で家族ぐるみで仲が良く、子供の頃はふた家族で旅行に行ったりして兄妹同然で育った。
お互いひとりっこだったので、酔っ払った親父同士が「将来は結婚させれば里帰りも楽だな!」なんて笑っていたから、当然俺たちは結婚するものと思っていた。
結構大きくなるまで……。
いや、もしかしたら今の今まで……。
1039人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
happysmile2015(プロフ) - あきさん» わたしははじめて手をつないだひとがはじめての恋人で、今はもうこの世にいないです。わたしだけの思い出になりました。あき四連発! ちあきさん、またの出没お待ちしてます♪ (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» 手をつなぐことが重大事だった頃が懐かしい。忘れたくないな、と思ってます。温泉のラウンジのリクライニングシートに横たわりながら笑 (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - そらさん» あははっ! 超正直な気持ちだよね! コメントどうもありがとう☆ (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - 曽根akiさん» ありがとね、曽根。そちらは雪がすごいみたいだね。わたしは青空を眺めながら温泉につかっていろんなこと考えてました。曽根はバイト頑張ってるかなー、と。まかないいっぱい食べてるかなーと。 (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» あの近さってすごいなって思う…。それこそ触れられたら電気が走りそう。うらやましい…。うらやましい…。 (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:happysmile2015 | 作成日時:2016年12月17日 10時