58.ヒトメボレ-第三章 ページ23
→58th photo
この写真をもとに作ったお話です。
<ヒトメボレ-第三章>
〜A’s eyes〜
はじめての登坂くんとのデートは映画を観に行った。
緊張してしまい、ストーリーなんてさっぱりわからなかった。
だって暗いんだもん、映画館。暗い中、隣に登坂くんがいるっていうだけで意識してしまってどうしようもなかった。
本音を言えばなんとなく具合まで悪くなっていた。
緊張のせいだろうけど。
映画を観終わり、隣にあった雑貨屋にふらりと入る。アロマグッズを眺めながら今観た映画の矛盾点を登坂くんが力説していた。
「……んてさぁ、ありえないよね、絶対おかしいよあのシーン……。あれ? Aさん?」
登坂くんがわたしをのぞきこんだのとほぼ同時に、わたしはめまいがして座りこんでいた。
緊張のせいじゃなかった……。
ゆっくりと目の前が歪み、黒くなっていった。
1039人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
happysmile2015(プロフ) - あきさん» わたしははじめて手をつないだひとがはじめての恋人で、今はもうこの世にいないです。わたしだけの思い出になりました。あき四連発! ちあきさん、またの出没お待ちしてます♪ (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» 手をつなぐことが重大事だった頃が懐かしい。忘れたくないな、と思ってます。温泉のラウンジのリクライニングシートに横たわりながら笑 (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - そらさん» あははっ! 超正直な気持ちだよね! コメントどうもありがとう☆ (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - 曽根akiさん» ありがとね、曽根。そちらは雪がすごいみたいだね。わたしは青空を眺めながら温泉につかっていろんなこと考えてました。曽根はバイト頑張ってるかなー、と。まかないいっぱい食べてるかなーと。 (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» あの近さってすごいなって思う…。それこそ触れられたら電気が走りそう。うらやましい…。うらやましい…。 (2016年12月24日 16時) (レス) id: ef91e3ee36 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:happysmile2015 | 作成日時:2016年12月17日 10時