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そう思った矢先、Aとデートしていて偶然隆二と会った。
そのときのAのパッと光るような表情に俺はなにかを感じた。
Aを試してやろう
そんなことを思った。
もう大丈夫。
そんな自信があったのに、あのAの一瞬の表情が妙に引っかかっていた。
それが今日の夕方のこと。
酔ったふりをして隆二にうちまで送らせた。
ふたりがリビングで話す声に聞き耳をたてる。
どうってことない会話を繰り返している。
隆二がこの時間を続けたい、そう思っているのが手に取るようにわかる。
でもAはなにげない会話に終始していた。やっぱりもう大丈夫だな、そう思えた。
Aへの確かな愛情を再確認する。
これからはもっとAを大事にしよう。仲良くやっていこう。
隆二が帰ったら言ったことのない「好きだ」という言葉を伝えよう。
そして、抱こう。
そんなことを考えていたら「あ、下まで送る!」というAの声が聞こえて、あわてて寝室に隠れた。
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はるか(プロフ) - ありがとうございます! (2019年8月26日 18時) (レス) id: 380a363a91 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - はるかさん» いまメッセージを送りました。読めるかな? (2019年8月26日 18時) (レス) id: ec994ac104 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - はるかさん» ありがとう!嬉しいです! (2019年8月26日 18時) (レス) id: ec994ac104 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 続きを読みたいのですが、パスワードがかかっていて読めなくて…。メッセージの送り方はどうしたら良いですか?書いてあるのを読んだのですがわからなくて。すみません。 (2019年8月26日 18時) (レス) id: 380a363a91 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - いつも面白く読んでいます!仕事終わりの私の楽しみの1つです!!これからも応援しています。 (2019年8月26日 18時) (レス) id: 380a363a91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:happysmile2015 | 作成日時:2016年6月21日 14時