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「どうしたん？」
「ちょっと相談というか、話したいことがあって。」
「それって、電話じゃあかんの？」
ここで引くわけにはいかない
「電話で話せないことです。華村さん、お願いします。」
口調を改めた俺に緊急だと思ったのか、中へ通してくれた
「それで、話って？」
ドアを開け待ち構えていた彼女、珍しく中へ上がらせてもらえず玄関先
「えっと、」
さまよう視線の先に、見覚えのある靴
「それ、」
俺の視線をたどって
「今市さんの。それより、」
それよりじゃないよ
夜更けに隆二さんと二人きりって
目の前にいるAちゃんをまじまじ見て、ハッとする
「そっか、そっか。お邪魔しました。」
居たたまれなくて、その場から逃げ出す
何あれ、首元の赤い跡
やっぱアレって、アレだよね
「Aちゃんが、喰われてる。」
「あほか。」
驚いて振り向くと、呆れた表情の彼女が俺を見ていた
「そんなんちゃうし。」
「俺が来たから、中断させちゃった？」
「あんたと一緒にすんな。」
「隠さなくてもいいし、上書きしてもらってるでしょ。ねぇ、俺と壱馬と隆二さんの誰が優しい？」
「はぁ？！あんた、それ本気で言うてんの？」
「Aちゃんなら、ありえそうじゃん。現に、アイツの事もあったわけだし。」
止まらない口、酷い言葉が溢れてく
「それ、どういう意味？アイツにヤラれそうになったんは、自業自得やって言いたいん？」
本気で怒らせた、気まずい沈黙
「そもそも、あんた何しに来たん？」
鞄の中には、夜通し映画を観ようと持って来たDVD
「もちろん上書きしに来た。この間みたいに。」
「何それ、義務？同情？どっちも余計なお世話やわ。」
「本当、余計なお世話だったみたい。俺だけじゃなかったし。」
こんなこと、言いたいわけじゃない
「岩田、もうここには来んとって。」
俺に背を向け、部屋に戻って行く彼女
今、どんな顔をしているのだろう
追いかけて謝って、素直に気持ちを伝えればいいだけなのに
馬鹿な俺は、ただ逃げ出したんだ
「・・・俺、小っさ。」
エレベーターの中、膝から崩れ落ちる
自分だけのテリトリーだと思ってた場所に、他の男が居たってだけで
「最低だわ。」
今頃、優しい隆二さんに慰められて
心ごと持っていかれたかもしれない
焦っても悔やんでも、後の祭りってこういう事だよね
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薫(プロフ) - ユキさん» 近くで…羨ましい！岩ちゃんは、相変わらず忙しいお人や。朝ドラかぁ、楽しみですね。 (9月27日 22時) (
レス) id: 178dc43f4a (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん» 元気でしたけど、今年は、暑かったです。先月三代目ファンミーティング行きましたけどメンバー近くで見れました。来年から岩ちゃんポメラニアン🐶は、朝ドラ出ますね😃♥️ (9月27日 22時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ユキさん» お久しぶりです。お元気でしたか？コロナにかかって以来、体調不良で滅入っています。最近少し、マシになりましたが。ツアー参加できるほど、元気に戻りたいです(*_*) (9月27日 22時) (レス) id: 178dc43f4a (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん» お久しぶりです😄またドームツアーありますね😄♥️ (9月27日 9時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - 薫さん» 29日に三代目新曲とCMオンエアされるから楽しみですね😉♥️ (5月27日 8時) (レス) id: e86d7cf610 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薫
| 作成日時：2023年3月28日 19時
