俺、心臓壊れそうやわ ページ22
「だめ、もう少しだけ。」
そう言って、引き戻される
「重いんちゃうの?」
「重くない。本当は、こうするのが好きなの。」
もう、なんなん
急に、あかんて
俺、心臓壊れそうやわ
「はぁーーーーーーーーーーーー、また元気になったやん。」
ぐっと、Aの膝裏に手を添え足を開く
「無理無理無理無理無理。」
「Aのせいやし、責任とってもらわんと。」
「や、アッ・・あぁ・・・んっ。」
朝方まで啼かされ疲れきったAが、俺の腕枕で眠っている
どことなく嬉しそうに見えるのは、気のせいやないと思う
目を覚ましたら、まずはデートの申し込みやな
「でもその前に、アイツに報告やなぁ。」
「アイツって?」
見上げてくる視線
「友達。今度、紹介するわ。」
「うん。」
「今日、どっか行かへん?」
「え、なに突然。」
「デートしようや。」
「すぐ準備する。」
飛び起きて部屋を出て行ったかと思ったら、すぐに戻って来た
「一緒にシャワーしよ?」
照れながら、誘ってくる
もう、いちいち可愛いすぎるねん
ってことが、毎日続く
幸せでありがたいけど、ヤバすぎる
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作者名:薫 | 作成日時:2021年5月7日 18時