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名前、変えたい ページ10
臣が寝たことを確認して、ベッドから抜け出す
「はぁ〜〜〜。」
ボスッと、ソファーに倒れ込む
これ以上の深入りは、するべきじゃないよね
「名前、変えたい。」
ジタバタ足をバタつかせていたら、頭上から声が聞えた
「くぅちゃん、おはよ。」
慌てて体を起こす
「お、おはよ。」
「何してたの？」
「何でもない。それより、朝ご飯どうする？」
「いつもの店に行かない？」
「いいね。」
差し出された手を掴み立ち上がる
手を引く臣の背を見つめ、切なくて泣きそうになった
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作者名：薫
| 作成日時：2019年10月31日 20時
