☆ ページ17
そしてこの旅のメインである旅館に到着した。
みんなが息をのむ。
「昔ながらの和と現代の建築が混じり合った素晴らしい建物ですな」
「すごーいかっこいー渋い旅館〜〜〜!」
「マジ? 今夜ここに泊まるの? やっば! やばくね?」
「直人と臣が一生懸命選んでくれたんでしょう。ありがとう」
Aがオレと臣の腕を優しくたたく。あぁ。頑張ったかいがあった!
臣とガッツポーズしあう。
今回は宿選びには特に力を入れた。あれこれ臣と相談しながら直接宿に交渉の電話を入れたりもした。
新しくてきれいで洗練されていて落ち着けるところ。そしてさまざまな効能のある温泉がわいているところ。
そうして選んだこの宿には自信があった。
本音を言えば、ふたりきりで来たかったけど……。
そう思ってちらりとAに視線を送る。
Aが遠くから口パクで「すごーいねー」と宿を指さしながら微笑んでいてオレの胸は中学生のように高鳴った。いいんだ、これは修学旅行なんだから。
臣がめざとく「ふたりっきりがよかったとか思ってんでしょ!」とオレの肩に飛びついた。
「思ってるよ!」
そう叫んでチェックインのためにフロントへ向かった。
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happysmile2015(プロフ) - 白雪さん» あはは! はよ助けてーー!! だよね。うんうん。 (2019年6月4日 18時) (レス) id: b52e9f9d55 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ユキさん» 治りますように!! (2019年6月4日 18時) (レス) id: b52e9f9d55 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» どーしよう!! (2019年6月4日 18時) (レス) id: b52e9f9d55 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - だめーー!!。゚(゚´ω`゚)゚。死なないでーーー!!!直己!はよ助けてくれ!!! (2019年6月2日 23時) (レス) id: d50004cbba (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - E-ダンス臨時講師は隼君に決まりましたねテッチャンが無事治りますように(*-ω人) (2019年5月31日 19時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:happysmile2015 | 作成日時:2019年5月2日 16時