Dear my besties 7 〜from Finally〜

☆ ページ18

「……39、40。はい残り10回はAと結花ちゃん！」

「ひゃー！」



「9，10！ ひゃー！ くるしー！ はいー次Aさん！ いけ、Aさん、しゃちょぉー！」

「いたっ痛いよ結花！ あーおなかプルプルしてるー。えっと、わたしはね、来年はどんどん表に出て行こうと思ってます。そう、テレビの料理コーナーにふたりで出てほしいっていう出演依頼メールが昨日来てたの！ 結花、トライしてみない？ ね！ 雑誌のお料理コラム連載の話も出てるし、仕事をひとつひとつ丁寧にこなしていこうと思う。もうね、やりたいことや夢がいっぱいありすぎて苦しいくらいなの！ 頑張る！ それと……矛盾するようだけど身体は十分いたわりながらやっていこうと思います。健康一番！ えっとそれでね、考えてたんだけど、今年の一番の失敗は結花を雇ったこと！」

「ぎゃっはっは！ だよねーーーー！ あ、あれ？ ここ笑うとこよ？ みんななにその顔」

「あ。そうなの？ なんか笑っていいのかわかりづらいんだけど……でもまぁふたりがそれほど楽しそうに笑ってるのはいいことだ！ ほんと気があってるね。じゃあラスト結花ちゃん」

「いぇ〜〜〜〜い！ ラスト！ あたしぃ！！ あのねあのねあたしね、来年はかっこいい女性になるのが目標やねん！」

「なんで関西弁なわけ？ 酔っ払った？ イモートー！ おまえAに似てきたんじゃねーの？ 腹筋は頭振るから酔いが回ったのかな」

「うっそ、いまあたし関西弁だった？ やっばいね！ あ、あと二店舗目を出そうと思いまーす！ ってこれなんかみんなが言ってるからかっこいいからマネ！ ぎゃははっははーーー」

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