登坂広臣に、嫁ぐことです

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健「ふぅ、終わった。」

人「よく我慢したな、臣。」

岩「途中、ヒヤヒヤしたけどね。」

健「最近の嬉しい出来事は何ですかって質問、アレはヤバかったな。」

E「臣、答えそうだったし。」

己「危なかった。」


そんなメンバーの会話に気づかず、帰る準備


臣「では、お疲れ様でした。」

隆「臣、一緒に帰らないの？」

臣「これから、彼女を迎えに行く。」

己「これから？」

臣「もうすぐ飲み会が終わると、情報が入ったので。」

岩「それ、誰情報？」

臣「じゃ、お先に失礼します。」


鞄を持って、控室から出ようとドアを開けた


人「待って、俺も行く。」

己「直人さんが行くなら、俺も行きます。」

隆「それじゃ、皆で行こうよ。」

岩「臣さん、いい？」

臣「いいよ。」


急いで帰り支度をしたメンバーと一緒にバンへ乗り込む

彼女が飲んでいるというお店へと向かって出発した




剛典side


臣「あそこの店です。」


どんな人なのか気になって、強引についてきちゃった


臣「あ、出てきた。」

三「え、どの人？」


バンの窓に貼りついて、外を確認する俺たち

1軒の店から、ぞろぞろ人が出て来る


人「臣、わからない。」

健「ほんまに、おるん？」

臣「ちょっと、行って来ます。」


臣さんが彼女を迎えるために、車を降りた

こちらへ向かって来ていた二人の女性に、声をかけている

背が高くスタイルのいい美女と、対照的な女性


岩「どっちかなんて聞かなくても、わかりやすい。」

健「もろ、臣ちゃんのタイプやん。」

E「さすが、臣。」

隆「臣とお似合いだよね、小柄の人。」

岩「は？」

健「ちゃうやろ、背の高い方やって。」

人「そうだよね。隣のちんちくりんちゃんは、ただの友達でしょ。」


ちんちくりんちゃんって、自分もですよ(笑)

何て思ったことがバレてしまったのか、直人さんに睨まれる

ヤバい、えーと、話題を変えなきゃ

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