登坂広臣に、嫁ぐことです

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剛典side


健ちゃんが臣を連れて来て、全員揃ったところでHIROさんに挨拶

俺たちが話しをしている間も、あの二人は注目を浴びている

特に、一華さんの方だけれど


H「彼女たちと仕事をしてみたいって？」

人「はい。彼女たちの作品、どれも素敵でしたし。」

E「最高っす。」

己「多忙な彼女たちのスケジュール、良く押さえられましたね。」

H「１年前から口説いて、ようやく口説き落とせたよ。」

臣「いくらHIROさんでも、ダメですから。」


見当違いな発言の臣さんに、苦笑いのHIROさん


岩「そういう意味じゃないから、臣さん。」

健「臣の頭ん中は、Aさんしかないんかい。」

臣「９割型そうかも。」

隆「好きな人でいっぱいとか、幸せだね。」

臣「だろー。」



失礼、あほですか？

この二人は、放っておいて


H「お前たちが知り合いだと聞いているが、挨拶だけは交わしておこうか。」

岩「俺、呼んできますね。」

健「ちょ、ず、」


ずるくない

早い者勝ちでしょ、こういう時は

いかに機敏に動くかで、決まるからね


岩「こんばんは。」

一「こんばんは。」

岩「あれ、Aさんは？」

一「仕事相手から、連絡が入ったみたいで。外で、電話中。」

岩「やっぱり、忙しいね。」

一「Aさんは、だけどね。」

岩「そんなことないでしょ。一華さんだって、一緒に働いているわけで。」

一「んー、そうなのかな。わかんないや。」


目の前の一華さんは、昨日会った感じと違う気がする

服装のせいかなって最初は思ったけれど、それも違う気がうするし

んー、何だろう

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