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店を逃げるように飛び出す。

年末の冷たい空気が頬に刺さるようだった。



思いがけず仕事はうまくいっていた。最初こそ大人たちのやり方に納得できず反発してぶつかりあい、ストレスをためたりもしたけれど、やはり場数を踏んでいるひとたちの言うことに間違いはなかった。オレたちが大人を信頼できるようになってからは順調にすべてが進んだ。デビューに向けての準備も順調、イベントの反応も順調。

けれどだからこそなにも考えずに甘えられる場所がほしかった。まわりにいる女はどいつもこいつもオレを見ずにオレの表面ばかりを見るやつばかりだった。


結花がダメだとしてもあのきれいな女なら、いやひょっとしたら結花ともう一度……そう思って来てみたけれど失敗だった。



「女なんか死ぬほどいるからいいや」


白い息が空に立ち上る。

声に出せば出すほどなぜかむなしい気がした。この想いは女で埋め合わせできるものではないのだと改めて知る。




来年は正念場になる。




そろそろオレはひとりで人生、そして仕事というものに立ち向かわなければならないのだと気づいた。


結花はそれを知っていてオレをひとりにしたような気がした。

結花もいまごろひとりで人生というものと向き合っているのかもしれない。たぶん、そうだ。


結局、オレのことを一番理解してくれていたのは結花だった。

あいつがいつかオレに目をとめてくれるように仕事を頑張ろう、そう思って走り出した。


トレーニングで身体を鍛え始めたせいで足が軽かった。

☆→←☆



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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , 片岡直人   
作品ジャンル:恋愛
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happysmile2015(プロフ) - ユキさん» ヤバい、またユキちゃんの言ってることが呪文みたいに見える。なんも知らない! バックヤード? 写真? …勉強します…。 (2019年1月26日 10時) (レス) id: 3ca56c9ac5 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» かわいい! だれがなんといおうとわたしたちはかわいい! 思うのはタダ♪ふふふ! (2019年1月26日 10時) (レス) id: 3ca56c9ac5 (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - 曽根akiさん» ごえつどうしゅう…思わずググったわ。思ったのと違う意味だったわ。勉強になったわ。ありがと曽根。 (2019年1月26日 10時) (レス) id: 3ca56c9ac5 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - happyさん三代目新曲の予約EXILETRIBECD出ますよ楽しみですね私はバックヤードの申し込みは仕事がある為断念します゜゜(´O`)°゜でも写真は岩ちゃんポメラニアンにしたよ( -∀・) (2019年1月25日 12時) (レス) id: 7bd6b3fcc4 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - あら。臣くん…大丈夫かな?直人さんも…。ちゃんと話できるといいけど…。smileさん〜私達可愛いですよね。やっぱり。笑。 (2019年1月23日 20時) (レス) id: d8c1577b42 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:happysmile2015 | 作成日時:2018年12月14日 14時

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