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「ん、いいや。もう出なきゃ。あ、Aサン。そろそろ決算近いから早めに書類そろえといて」

「あ、そうだった。ごめんなさい! あと少し書きこんだらできる」

「ん、じゃあ夕方から夜くらいに取りにくるわ」

「よろしくお願いしま〜す」


そう言いながらコーヒーを注ぐA。


「もういいってば」

「ふふふ。サービス。いつもありがとうございます、税理士さま!」


熱くほろ苦いコーヒーを口に含む。

うまい。

目を閉じる。



平日のランチタイムだということを一瞬忘れる。さわやかな草原で空を見上げているような心持ちになる。

気持ちがなごむ。



Aのコーヒーを飲むまではあまりコーヒーそのものが得意ではなかった。死んだ母親が紅茶がすきだったせいもあり、ずっと食後の飲み物は紅茶と決めていたのに、この店でコーヒーのうまさを知った。そして他の店でコーヒーを飲むたびにがっかりさせられる。



そのたびに思い知らされる。


Aのコーヒーは特別なのだ。



Aのコーヒーには不思議な魅力がある。ここに来る常連たちもみなそれを知っている。食後のコーヒーを味わうように愛おしむように飲んでいる。





飲み干して立ち上がり、ジャケットを羽織る。そろそろ上着が邪魔に感じられる季節に入っていた。


俺は税理士。Aの店Arcobalenoの経理全般を任されている、税理士。





それだけ。

☆→←第3章 one more coffee



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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 登坂広臣 , 片岡直人   
作品ジャンル:恋愛
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happysmile2015(プロフ) - カズアキさん» smileさんちのけなげ臣…。あはは。確かに。プリキュア、わたしもさっぱりだよ。55人もいたなんて知ってた? 55人て! 勉強になるわー。 (2018年8月8日 9時) (レス) id: 33f6546aee (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ともさん» あってしまったら幸せがなくなっちゃいそうって印象的だなぁ。なるほどね。夢をみている時間が一番しあわせなのかもしれないね。そうだね。 (2018年8月8日 9時) (レス) id: 33f6546aee (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - こげおさん» アクアがわかるこげ様がすごいわ。 (2018年8月8日 9時) (レス) id: 33f6546aee (このIDを非表示/違反報告)
happysmile2015(プロフ) - ユキさん» えぇっと…。ユキちゃんが言ってることが外国語のようにさっぱりわかんないんだけど…。唯一わかったことはプリキュアってもう15年もやってて55人もいるんだってこと。55人?! ひとりだと思ってた。びっくり! イヤホントに。 (2018年8月8日 9時) (レス) id: 33f6546aee (このIDを非表示/違反報告)
カズアキ(プロフ) - 臣の『イモート』どんな子?そこを想像しちゃいましたw 臣は主人公ちゃんとの接点を増やしたい?大切な人の体が心配?smileさんちの臣サマが“けなげ臣”で新鮮です。プリキュア、全然わかりません。 (2018年8月7日 18時) (レス) id: 7e4d9a1edc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:happysmile2015 | 作成日時:2018年7月7日 15時

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