世界一 蓮side ページ26
蓮side
今日はついに北斗くんと姉ちゃんの結婚式
早く出ていった姉ちゃんに会いにみんなで控え室に向かった
入った時、思わず息を飲んだ
目の前にはウェディングドレスを着た、綺麗な姉ちゃんが座ってた
言葉が出なくて、綺麗、としか言えなかった
俺と姉ちゃんだけが控え室に残って、ちょっとだけ気まずい･･･
｢蓮、大丈夫？1人で寂しくない？｣
昨日まであれだけ不安がってたのによく言うよ(笑)
急に緊張が解けたのと同時に、俺の中でAへの気持ちを言わなくちゃ、そう思った
大好きだった、これからは姉として大好きだよ
そう伝えると姉ちゃんは泣きそうな、苦しそうな顔をして、ありがとう、と言ってくれた
本当に大好きだった、Aの事が･･･
でも北斗くんといるAを見たら、北斗くんならきっとAは幸せになれる
そう確信して身を引いた、俺自身のためにも
姉ちゃんが抱きしめてくれて、俺も抱きしめ返す
お互い何もいわないけど、きっと双子としてじゃない、俺達の最後のハグ
控え室を出て、北斗くんの元へ向かった
北斗くんも控え室で待機していて、たまたま誰も居なかった
北斗｢目黒･･･｣
蓮｢これからは蓮でしょ、北斗くん。うわぁ、北斗くんが義理兄って変な感じ(笑)｣
北斗｢ははっ、確かに(笑)｣
蓮｢北斗くん、姉ちゃんをよろしくお願いします｣
そう言って、深くお辞儀をした
俺の、大切な人だから、これからもずっと･･･
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ぶんぶん(プロフ) - 樹担さん» えー！本当ですか!?嬉しいです、ありがとうございます！ (2020年11月28日 23時) (
レス) id: f9aea645bd (このIDを非表示/違反報告)
樹担 - 読みながら泣いてましたw (2020年11月28日 21時) (レス) id: 5504d92d76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶんぶん
| 作成日時：2020年7月29日 21時
