認めて欲しい人 ページ5
千秋楽まであと3日、舞台は順調に回を重ねて更に良くなっていく
大我くんは自分で演じてるはずなのに、常に客観的に見ていて微調整をする
プロとしての姿勢に、私は驚いてばかり･･･
同じ所に立てたはずなのに、大我くんはまた遥か遠くに立っている
追いかけっこはいつまで経っても終わらなそうだなぁ(笑)
父｢A｣
A｢･･･お父さん、観に来てくれてたの？｣
父｢娘の舞台を観に行かない親がいるもんか｣
気づかなかった、お父さん一言も言ってくれないからチケットも渡しそびれてた
弟は千秋楽に来るって言ってたからてっきり一緒かと･･･
父｢良かった、京本くんが座長となって、お前がサポートしている感じがこっちからも分かる。本当に、良い舞台だったよ｣
いつの間にか溢れた涙が、私の頬に流れていく
お父さんの背中を見て入った舞台という場所、業界の世界
お父さんの地位は大きくて、私個人としてもお父さんの姿は誇らしかった
二世タレントとして大きく取り上げられて、お父さんのようにならなくちゃ･･･違う、なるんだって必死に経験を重ねてきた
1番、認めて欲しかった人･･･
A｢･･･へへ、お父さんみたいに、なれたかな？｣
父｢立派な舞台役者になれたよ｣
何だろう、このふわふわした感覚は？
嬉しいのか、照れくさいのか？
私、ようやくお父さんに役者として認められたんだ
胸を張って堂々としていいんだ
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ぶんぶん(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！引き続きよろしくお願いします！ (2021年3月8日 18時) (
レス) id: f16c6f9244 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - お疲れ様でした！こーちくんのも新作も楽しみにしてます(*^^*) (2021年3月8日 17時) (レス) id: f62f7d7df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶんぶん
| 作成日時：2021年2月17日 16時
