隣の家のギャル好きさん② (ページ29)

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夜の会話ページ29

お墓参りに行った夜の日、樹が窓を叩いてきた

A｢はぁい？｣

樹｢おばさん、大丈夫だった？｣

A｢うん、大丈夫だよ。あ、そういえばね？｣

お父さんとお母さんの出会いは大学の医学部

お互い一目惚れで、お母さんの猛アタックでめでたくゴールイン

同じ病院とまではいかなかったけど、それぞれ小児科の先生として成長していった

プロポーズはお父さんから、家の中で突然言われたらしい

本当に幸せな毎日で、私が産まれた時も幸せな時間だったって嬉しそうに話してくれた

樹｢へぇーなんかすごいな。おばさん、本当におじさんが大好きだったんだ｣

A｢うん、すごく嬉しそうに話してくれた！しかもお母さんから猛アタックっていうのも意外！｣

樹｢親子だな(笑)俺もめちゃくちゃアタックされたわ｣

A｢だって好きだもん｣

お互いに、どちらともなく手を絡める

樹の体温、匂い、風に乗ってこっちまで届く

私も今が幸せ、樹といるこの時間が何よりの癒し

A｢･･･私、樹とずっと一緒にいるね｣

樹｢俺も、浮気とかしたらすぐ別れるけどな？(笑)｣

A｢しないよ！するなら樹だな･･･怖いから自分磨きする｣

樹｢いいよ、それ以上やられると男が寄ってくるからヤダ｣

･･･樹はずるい、私がキュンとする言葉をスっと言ってくる

今のままでいい、今のまま、2人で幸せになりたい