思い入れ 深澤side ページ36
深澤side
俺は小さい頃から、碧の瞳についておばあちゃんから絵本を読んでるみたいに聞かされた
俺達深澤家は代々碧の瞳を守ってきた
だからこれからも守らなくてはならない、そう言われてきた
俺はすごい家に生まれたんだ！とその時は思ってた
中学生ぐらいになった頃、俺は設計図を描くことが好きで、この教会もその頃に描いたものだった
両親はホテルに住んでるのかってぐらい帰らなくて、ほぼおばあちゃんの家で過ごしてた
そんなある日、おばあちゃんが見たことない部屋に行ってるのを見て、興味本位でついて行った
地下に続く階段を下れば下るほど、人の叫び声みたいなのが聞こえて、地下に着いた時の光景は今でも忘れられない
おばあちゃんが縄を持って、碧の瞳を持っている女の人を拷問していた
娘を探してるみたいで、女の人は一切口を割らなかった
でもその様子を見て、俺は･･･羨ましいと思った
俺もやりたい、その人の絶望した顔を見てみたい
それが俺の狂った時かもしれない
その後はおばあちゃんに見つかって怒られたけど、俺が交代してその人を痛い目に合わせてきた
女の人が苦痛な顔をするほど、俺は胸が高鳴って興奮して行った
あぁ楽しい、もっとやりたい、色んな人を傷つけていきたい
高校生を卒業する頃、その人はようやく口を割った
君のいる家の場所を･･･
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ぶんぶん(プロフ) - 名無し46992号さん» ありがとうございます！こちらの都合で中々更新が出来ていませんが、楽しんで貰えるように頑張りますっ (2020年9月24日 14時) (
レス) id: d9c71697b6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し46992号(プロフ) - とても面白くて全話一気読みしました！笑笑たのしみにしてます！ (2020年9月24日 0時) (レス) id: 65cf95d083 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぶんぶん
| 作成日時：2020年9月7日 2時
