碧の瞳と6人の石 No.6 (ページ5)

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誕生日ページ5

今日はエリックの誕生日

いつもお寝坊なエリックは、今日に限って早起き出来た

約束通りパパの仕事場に連れていく

会議室に入ることは出来ないので、隣から見れる小部屋で見ることを許された

向こうからはこっちの状況は分からない、マジックミラーになっている

A｢パパ見えた？｣

エリック｢パパ、お洋服かっこいいね｣

息子とは好みが合っている気がする(笑)

今日のジェシーくんはスーツを肩にかけて足を組んでいる

ボス感が堪らなくかっこよくて、改めて惚れ直す

会議が丁度終わったみたいで、私とエリックも部屋を出た

ジェシー｢･･･！エリック、見てたのか｣

エリック｢だっこー！｣

A｢パパのお洋服かっこいいねって言ってたよ｣

ジェシー｢お前も着るか(笑)｣

3人で笑い合ってた時、ジェシーくんの表情が変わって、私とエリックを抱きしめた

銃声がどこかで聞こえて、それと同時に大我くんと北斗くんが前に出ていったのだけ見えた

状況把握した時には、大我くんと北斗くんが重役1人を捕まえていて、ジェシーくんは銃を構えて情報を聞いてた

エリック抱きしめながら、身近な死の危険性を改めて把握する

エリック｢･･･パパ｣

初めて見たジェシーくんの本当の仕事、エリックの目に映るパパの印象が心配だった