碧の瞳と6人の石 No.6 (ページ13)

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夜の使者ページ13

A｢ふぅ、やっと寝た･･･｣

いつもと違う環境に、エリックとリリーは寝つきが悪かった

今は22時、ちょっと遅いかなぁ

ジェシーくんがいない部屋は何だか広くて、心細い

周りにはSnowManのみんなが見張ってくれていて、頼れる人達だけど何となく落ち着かない

A｢ジェシーくん、明日早く帰ってこないかなぁ｣

？？｢会わせてあげようか？｣

背後の声に驚くけど、私の背中に何かが当たる

？？｢大人しくしないと、子どもを殺すよ？｣

A｢･･･何が目的なの？｣

？？｢君の目｣

A｢お生憎様、もう碧の瞳はないの。消えたの｣

？？｢なーんだ、やっぱ噂通りか･･･｣

噂通り？私の噂が出回ってる？誰から？

？？｢じゃあいらないや、娘だけ貰っていくよ｣

A｢！！やめっ｣

深澤｢レディの部屋に入り込むなんて失礼じゃない？｣

辰哉さんの声がして、背中に当たっていた武器が離れる

後ろを振り返れば、辰哉さんの他に、佐久間さんと岩本さん

相手は黒ずくめの男で、顔は見えなかった

A｢･･･私の噂が回ってるの？｣

？？｢そう、碧の瞳がなくなった。可能性があるなら娘だってね｣

A｢なんで娘なの？｣

？？｢碧の瞳は、女にしか遺伝しないって言われてるから｣

深澤｢そんなの聞いた事ない、どこ情報？｣

？？｢さぁ、俺も噂を聞いただけだから｣

リリーの瞳は･･･碧色だった