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体育が終わって更衣室で着替えながら、さっきのことについて聞いてみる。
というか、ショウタロウはやはり人懐っこい性格のせいか仲良い人が多いみたいで、すれ違った先輩らしい人にも話しかけられていた。
RJ〔君、友達多いんだね？〕
ST〔ははっ、僕友達作るの得意なのかも笑〕
RJ〔そういえばAもそんな感じなんだ。あそうだ、Aとも仲良かったりする？〕
ST〔うーん、中学は一緒だったけど…すれ違っても手を振れる仲？〕
何だ、こんなに二人とも友達が多そうならここも繋がってそうなのに。
するとショウタロウは少し手を止めると、さっきの事だけど、と口を開いた。
ST〔桜井って美人だし中身もいい子でしょ？それでモテるんだよ。だから話しかけたい男子も多くて、要は高嶺の花みたいなところもある〕
RJ〔俺がこんな仲良くしてるのは変ってこと？〕
ST〔うーん、もちろん気さくな子だから誰とでも話すし、僕が今話しかけても全然話してくれるくらいには仲良い子多いと思うけど…〕
RJ〔所謂いつメンみたいなのは居ないってこと？〕
ST〔うーん、そこが難しくて。居たんだけど、って感じ〕
これがよくある話ではあるんだけどさ、と言ってショウタロウは俺の知らない話をしてくれた。
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作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年3月23日 11時
