はるばる君を【RJ】 (ページ34)

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RJ「寄り道しすぎじゃない？笑」

『せっかく買い出しに行ったんだから、これくらいのご褒美は無いと』

甘いクレープを片手に隣を歩くA。

さっきは甘いドリンクまで飲んでたのに、一体この体のどこに吸収されているんだか…

『ロンジュンも食べる？』

RJ「いや、大丈夫」

『本当？』

頬っぺにクリームつけながら幸せそうに食べるその姿を見てるだけでお腹がいっぱい、なんて口が裂けても言えないけれど。

こんなことも、普通に言える関係に俺たちはなれるのだろうか。

『…どうしたの？そんなに見つめて。あ、クリーム着いてた？』

RJ「…うん、付いてる笑」

『うそ、……取れた？』

RJ「あー、取ってやる」

貸して、って顎に手を添えて、自分の方に顔を寄せた時。

ふと目が合って、何となくあの時のことを思い出した。

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『…ロンジュン、』

RJ「伝えて、いいよね…？」

『…っ、』

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クリームを取って、俺はAにちゃんと向き合った。

こんな道路で話すことではなかったと思うんだけど、もう抑えきれないから。

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RJ「…俺、お前の事が好き」

『…ロンジュン、』

RJ「…Aは、俺たちの関係を…その、進展させていいって思ってる、？」

Aは、こくりと頷いた。

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