はるばる君を【RJ】 (ページ33)

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学校外に買い出しに行って欲しい、とクラスの子に頼まれた。

もちろんだけど一人で普段行かないところに行くのは不安だから、とAを探しに行こうとすると、購買に行ってるよ、とクラスの子が察して教えてくれた。

購買の方まで歩いてみると、そこにはショウタロウと談笑するA。

ああやって見ると、Aが自分の傍にいてくれなくなったら、なんて変な想像もしてしまう。

RJ「A、」

『わ、ロンジュン？どうしたの』

ショウタロウは何だか楽しそうにAの背中を押して、そのまま買い忘れがあったとか言って踵を返した。

RJ「買い出し、行ってこいって」

『あー…これはここから少し歩いたところにあるド○キ行かないと。一緒に行こっか』

RJ「うん、そのつもりだった」

教室に鞄取りに行って、二人で学校を出た。

放課後の寄り道みたいで、ちょっとワクワクした。

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