《3》トリップしても普通に生きたい！！《3》

難攻不落 ページ27

降谷「それにしても、ベルモットにばれていたとは…
何か対策を立てないといけないな」


『すみません…私が不甲斐ないばかりに…』


降谷「いや気にするなひとまず
Aはまた組織に巻き込まれないように行動してくれ」


『えっ、なんですかその無理難題
あの人たちいつどこにいてもおかしくないじゃないですか』


降谷「それを見極めろ」


『無理すぎる』


降谷「大丈夫だ、気配でわかる」


『それはハイスペック能力者しかわからないんですよ
あなたは特別、わかりますか？』


降谷「その恋人をやっているAもハイスペックだ
安心していいぞ。」


『無理やり…！』


降谷「とりあえずこの件については
俺が考えておく、今日は休もう」


『あ、私お風呂入ってから寝ますので
お先にお休みくださいませ』


降谷「待ってるよ
早くはいってこい」


ひぇっっ

あのイケメンに待ってるよと言われた…！



『すぐに入ってきます！！！！』



・

・

・


ちゃぷーん


と音をたてて湯船につかる



『あ〜〜気持ちいい〜〜』


今日はたくさんいろんなことがありましたから


えぇそれはもうたくさん


『ただの一般人からすごいことになってきたわぁ』


鼻の下まで深くつかると温かさが身に染みる。




すると





急に遠のく意識





体の力が一気に抜けて
ざぶんと大きな音を立てて湯船の中に沈む。








あれ、水面ってあんなに遠かったっけ？

頭が追い付いてるけど追いついてない！！→←私、覚悟しました！！

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