《3》トリップしても普通に生きたい！！《3》

イケメンに疑われると泣きたくなっちゃう！！ ページ12

冲矢「それにしても異世界トリップ、というんですか
超常現象のような話ですね

まぁでも実際にAさんが僕の目の前にいるということは
現実世界で起こったことなんでしょうが」


『ひょぇ』


イケメンに！！！手を！！握られました！！！！！
ちょっと！！わたしには零さんというものが…！！

でも赤井さんも冲矢さんもかっこいいんだもん！！！！

生で見ると破壊力やばいんだもん！！！！


コナン「お、冲矢さん…
それ以上はやめておいたほうが…」


今まで黙って聞いてたコナンくんが口を開く。
どこか焦っているような声で



『…、！！』


悶えていた顔を上げると
冲矢さんの後ろにはまぁ黒い笑顔をしている安室さんが。


『あむ、あむろさ、』


冲矢「おや、遅かったですね」


マウントとるのやめてください赤井さん！！！
違う冲矢さん！！！！もうどっちでもいい！！



安室「まさかあなたがいらっしゃってるなんて
気づかなくてすみませんでした

それにしても、うちの店員をたぶらかすのは
少々やりすぎではないですか？」


冲矢「これは失礼しました
あなたがあまりにもあちらの女性陣たちと
盛り上がっていたのでつい話し込んでしまったようですね」


目の前でばちばちしてる気がする！！
というか安室さんからの一方的なばちばち！！


しんどい！！！


イケメンが睨み合ってる！！！！


コナン「ぼ、僕サンドイッチ食べたいなぁ！」


ナイスコナンくん！！！！


『じゃ、じゃあサンドイッチ作って来なきゃですね！！
安室さん！さぁはやく！一刻も早くあの美味しいサンドイッチを
コナンくんの元に届けないといけないですよ！ね！』


安室「え、えぇ…」


安室さんの背中をぐいぐい押してキッチンへと戻る


冲矢「では僕もサンドイッチを１つお願いします」


『了解しましたーー！！』


とりあえず奥のバックヤードへ安室さんを連れて行く。


終始不機嫌な安室さんに惹かれつつも
ポアロのアイドルあむぴがこんな顔をしててはいけない。


『あ、安室さん…？』


安室「なんであなたがあいつと一緒に
しかも手なんて握られてるんです？？」


『あ、あれは成り行きというか…』


安室「成り行き？成り行きで手を握るんですか？
じゃああなたは成り行きであの男とホテルもいくんですね？？」


『ほ、ほてっ！？
行くわけないじゃないですか！』


安室「ふーん、どうだか」


『信じてくださいよぉ、安室さぁん！』


わたし、大ピンチ…！！！

なんともいえないこの気持ち→←大変なのは話じゃなくて…うしろうしろ！！

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