《3》トリップしても普通に生きたい！！《3》

怖い人だ… ページ6

降谷「相川」


急に公安ボーイズと私の間に割り込んできたのは
女子に騒がれている零さんでした。



『降谷さん、』


降谷「退院おめでとう
少し付き合え」



半ば無理やり休憩室へ移動させられる私


後ろでは女子がひそひそ言ってる
これは…怖いやつだ…！！


降谷の女を敵に回してしまった…！！


安室の女みたく優しい目で見守ってくれ頼む！！



降谷「迎えに行けなくて悪かった」


『気にしてませんよ、お仕事忙しそうでしたし』


降谷「最近急に取り巻きが増えてな
仕事は消えていくからありがたいといえばありがたいんだが


どうもあの対応は気が疲れる」


『降谷さんでも疲れるんですね、ああいうの』


降谷「あの対応は安室の時だけで十分だ」


『なんで私の時は疲れなかったんですか？』


降谷「そういえばそうだな、
もしかすると一目惚れしてたのかもな」


『あ〜〜もう軽率にそういうこと言わないでください！！』


降谷「とにかく、戻ってきてくれてよかったよ
早速あの女子たちを一掃してくれ」


『零さんあなた何徹目ですか』


あの爽やかな顔から一掃してくれという指示が出ましたよ皆さん



降谷「最後に寝たのは…いつだったかな」


『えぇ〜〜〜
もしかして私のベットの端で寝てた
あの仮眠が最後とかいいませんよね！？』


降谷「そんな気がする、」


『今すぐ寝ましょう！！！』


降谷「そうしたいのはやまやまなんだが
報告書が山積みでな…

目を通しても通してもまったく消えないんだ」


『あるあるですねそれ』


本当大変(棒読み)


『零さん、書類整理いつ終わりそうですか？』


降谷「今日の夜には、」


『じゃあ、今日の夜
あの、2人で…出かけませんか、』



勇気を振り絞ったぞ！！私！！えらい！！！！


ちらりと横目で見るとぽかーんとした零さん。
イケメンの顔が呆けている…！！



『だめ、でしたか…？』


降谷「いや、まったくだめじゃない。
むしろそのために頑張ろう」


さすがn徹目


なんかキャラが違う！！！！



『私も書類整理手伝いますので…』


降谷「なにしてる、さっさと仕事に戻るぞ！！」



零さんやる気満々！！！


私にそんな力があったんですね！！！！



・

・

・


オフィスに戻るとまぁさっきと同じように
女子たちが零さんを囲むわけだが


零さんは気にせずただひたすらに書類整理をしている。



『なんて理想の彼氏だ…』

幸先不安！！！！→←よくあるやつだし、よくみるやつ！！

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