《２》トリップしても普通に生きたい！！《２》

辞典買ったら赤井さんになれるかな！？ ページ48

安室「とにかく、まずはこいつを解体してからだ。
一刻も早く風見と合流しなくては…

次は確かこれを…


おっと、危ない危ない…こいつが光ったらアウトだ…」


『焦りこそ最大のトラップ、ですよね』


安室「！
…あぁ、その通りだ」


次の瞬間、東都水族館の明かりが一瞬にして消えていく。


安室「なに！？」


『始まりましたね…』


安室「くっ、こう暗くては配線の見分けがつかない…！
もう少しで解除できるというのに…！！

肝心なところで視界を奪われた！」


その後急に大きく観覧車が揺れる。
おそらくジンたちがヘリでゴンドラを持ち上げて離した衝撃によるもの


しかしその衝撃のおかげで少し外からの光がはいってきた。


安室「なにがあったかわからないが
これで配線も雷管も判別できる…！

よし、集中しろ…！焦らず慎重に、そして急げ！」


少し経ってあたりを見回す


『(そろそろ、ジンが気づく頃。)』


安室「よし、これをきれば終わり…！！」


最後の配線を切断した瞬間
赤いランプが点灯した。


安室「！！」


本来ならこの時点で爆発するが
紙一重の差で零さんが切った方が早く
起爆装置をなんとか止められた。


『零さん！よかった…』


安室「やった…！ふぅ、ぎりぎりだったな…」



直後、ヘリからの弾丸の雨が。



安室「まずいな、急がないと…！」



分散された爆薬を回収していく間に
被弾でもしたらそこで爆発してしまう。


必死に逃げながら回収していくと
一点に攻撃が集中し始めた。


『(キュラソーが狙われてる…！)』


次は車軸が狙われる。
急いで爆薬を持って赤井さんたちと合流する


安室「ったく、なにをしてるんだあいつは…！


そのライフルは飾りですか！！
何か方法はないのか、FBI！」


コナン「安室さん！Aさん！」


赤井「あるにはあるが、暗視スコープがおしゃかになってしまって
使えるのは予備で持っていた通常のスコープのみ

これじゃあどでかい鉄の闇夜のカラスは落とせんよ」


鉄の闇夜の烏…！
生で聴けると思わなかった！


なんていう言葉のチョイス！！


赤井さんの心の中の辞典、一億円で購入させてください！！！



コナン「姿が見えれば落とせる？」


赤井「あぁ。」


コナン「でも、どうやって？」


赤井「ローターの結合部を狙えば、おそらく」


コナン「結合部なんて見えなかったよ！？」


簡単に言えばヘリの体制を崩し
なおかつローターの結合部を照らせることができればいい。

生きて→←なんでも答えますよ！！！

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