《２》トリップしても普通に生きたい！！《２》

頑張っていこうよ！！！！！自分！！！ ページ41

誰が聞かずともキュラソーを逃してしまったのはわかるので
今後の行動についての会議が行われることになった。


『零さん』


降谷「A、悪いが今回は家に帰ってくれ」


『…わかりました』


素直に帰ろうと背を向けた時
腕をひかれ誰も見えないところで抱きしめられる。



降谷「決して蔑ろにしたわけじゃない
ただ、怪我をしてほしくないんだ」


『わ、わかったから離して零さん！！』



私の心臓がもちませんから！！！！
この至近距離は絶対慣れない！！あの美形が！！！目の前に！！！


無理！！！！


降谷「この事が片付いたら2人でどこか出かけに行くか」


『え、大丈夫なんですか』


降谷「たまには息抜きも必要だろ」


頭に手をおかれてさりげなく額にキスされる。



『くぁwせっdrftgyふじこp！？！？！？！？！』



なんて通り魔なんだあの人！！！


その日の帰り道はずーーーーっと赤面しながら帰りましたよ！！


・

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慣れない高級マンションに帰れば
零さんの香りもふわりと鼻を掠める。


誰もいない部屋で、まだあかりのつけていない部屋で
ふと冷静に考える時がある



こんなに幸せでいいのか、私はここで生きていていいのか



そう、天国にいるはずの兄に問いかける時がある。



今更ではあるが、ずっと頭によぎっていたことなので
こういった場所に出会うと気持ちも暗くなる


しかし、このことを考えた時は
必ずと言っていいほど急に体温が高まる。


誰かに、抱擁されているような安心できる暖かさ。


まるで兄がすぐそばにいるようなそんな感覚がある。



『クヨクヨ考えててもしょうがないね！！
この世界にいたらいつ死んでもおかしくなさそうだし！！)』



まぁ零さんとコナンくんが味方なら100歳まで生きられそうだけど！！！！



『明日から頑張らなくちゃ〜！！！！」』



そしてこのグダグダな文章から抜け出さないとーーー！！！！！




というわけで、次の日☆




はーい皆さんおはようございます！！
私は今！阿笠博士のお家の前ですたんばってます！！！！


なんでかって！？


皆さん！思い出してください！この日は
コナンくんたちが東都水族館に行く日なのです！！


そして！！記憶喪失のキュラソーと出会う日！！！


接触しておかねば！！！！



「あれー！？Aお姉さんだーー！！」


「偶然ですねぇ！！」



はいきましたナイス少年探偵団！！！！！

ナイスタイミング歩美ちゃん！！→←序盤から不安が拭えないんですが！！！

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