《２》トリップしても普通に生きたい！！《２》

1人にはさせないからぁぁぁぁぁ ページ38

降谷「気にするな、僕も大人気なかったしな」


『…あ。』



気絶する前の会話を思い出してまた顔が赤くなる。
ぶんぶんと頭を振って一度そのことを忘れると
もう一度降谷さんに謝りをいれる。



『ほんとうにすみませんでした…』


降谷「代わりにいいものがみれたからいいさ」


『いいもの…？』


降谷「いつかわかるといいな、奥さん」


『その奥さん呼びやめてください！
心臓に悪いです…。』


降谷「はは、悪いな
ところで僕はこれから公安に行くつもりだが
Aはどうする？くるか？」


『行きます』



ついに明日はキュラソーが公安に乗り込んでくる日。


『(対策を考えないと…どうやって
キュラソーを生かすか)』


降谷「…どうせ君のことだからこれからのことは
全てわかってるんだろ？」


『え？ま、まぁ大体は…。』


降谷「逃げろとは言わない
…ただ、死ぬなよ。」



ヒュッと息が詰まった


私はそこで初めて実感したんだ


降谷さんにとって私は本当に大切な人になったんだ、と


きっと降谷さんはこころのどこかで重ねているんだ
私と、景光さんを。



『降谷さん、』


降谷「悪い変なことを言ったな」


『私降谷さんが好きです
今も、これからもずっと隣で言い続けますから』



降谷さんは少し驚いたように目を見開いて
その後に笑ってくれた。



降谷「あぁ、期待してるよ将来の」


『奥さんはやめてくださいね？？』


降谷「もう自覚してるか」


『そういうところですよ降谷さん！！！』



本当に…と呟きながら外の景色をながめる



私がこの世界に来てから早1週間弱。
ていうか1週間しか経ってないのに降谷さんと恋人とか
私どんなラッキーガールよ？？？？え？？？？



まずそこから驚きなんですけど？？？？



最初の頃は目に入るだけでしんどいとか思ってたのに
今となってはふつうに助手席に座って
会話できちゃってる怖い！！！！慣れって怖い！！！！



はーーーーー！！！
私ってすごいわ！！！！公安だし？？？素手で電柱壊せるし？？？
降谷さんの恋人だし？？？？は？？？最強過ぎない？？？？？



崇めたてまつれ人類よ((



という感情はおいといて。




明日ははりきっていこーーー！！(それだけ)

いよいよです。→←これはあかんフラグや！！

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