《２》トリップしても普通に生きたい！！《２》

ありきたりすぎる！！ ページ2

会場に着き、車を駐車させた後
私たちは園子ちゃん達と待ち合わせしてるところに向かった。



『わぁーーー、さすが鈴木財閥
会場も大きすぎる…』



上を見上げれば腰がつらくなるほどの高さ。



降谷「…」



降谷さんはターゲットを密かに探してるみたい。




『ふる、安室さん！
こっちですよ！早く来ないとおいていきますよ！』



安室「あぁ、すみません
あまりにも人が多いもので気が張ってしまって」



蘭「あっ、Aさん！」



『蘭ちゃん！園子ちゃん！おまたせ！』



園子「Aさん素敵ですね！！
そんなドレス持ってたなんて！」



『まぁ最低限のものだから
おしゃれとは程遠いけど…』



園子「そうなんですか？
それならうちのドレスに着替えてみませんか？」



『え！？いやそれは悪いよ』




鈴木財閥のドレスなんてもうちょっとスタイルよくないと
申し訳なさ過ぎて心折れちゃう




安室「いいじゃないですか、
僕も見てみたいです。Aさんのドレスアップ」



お、思ってもないくせに…



さすがハニートラップの達人…
その笑顔に一億円…(鼻血)



『安室さんが言うなら…少しだけ』



園子「そうと決まればレッツゴー！
蘭も行くわよ！」



コナン「あ！待ってよ蘭姉ちゃん！」



安室「僕は中で少しうろついてるので」



絶対データ盗みに行くやつやん。



というわけで女子は女子で。
安室さんとコナンくんは一緒に会場をうろつくことに。




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『そういえば、今日は何を盗みに来るの？』



園子「海底の奥深くから見つかったビックジュエル
深海の煌めき(ディープグリッター)っていう青い宝石です」



『へぇ、なんだかすごそうな名前だね』



園子「私も一度しか見たことないんですけど
本当に透き通るような青色ですごい綺麗なんです」



蘭「それはどこで展示されてるの？」



園子「一応会場の中心に展示されてるわ」



『…一応？』



園子「実は宝石は二個あって一つはドレスの中に隠されてるんです
次郎吉おじさまが簡単にとらせるかー！って言って」



『へぇ、ドレスの中に！』




これまた夢小説でありそうな展開！！




『ちなみにそのドレスって？』



園子「ふふ、Aさんが着てるそのドレスの
ブローチになってるものですよ！」



ありきたり展開キターーーーーー



『待って、園子ちゃん交換しよう。切実に。』



私がつけてちゃいけない()

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