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同棲ですか。いいえ同居です ページ27

ピーーンポーーーン



チャイムが鳴っている気がする
意識がだんだん覚醒してちらりと時計を見る



『まだ朝の七時じゃんかぁ…』



まだ寝かせてくださいお代官様…



『どうせ宅配便かなにかでしょう…』


「この世界に来たばかりのお前の家に
宅配便が来るわけないだろ」


『確かにごもっともですわ…』



…え?



『え?』


降谷「早く起きろ、引っ越すぞ」


『!!!!!!!』



寝起きに降谷さんがいる(混乱)



『さ、さっきのピンポンって』


降谷「俺だ」


『ひ、引っ越すって』


降谷「俺の家に」


『それはハードル高くないですか…』



一気に目覚めましたわ



『とりあえず顔洗ってきます…』



ベットからもそもそと出ると降谷さんが驚いた顔をした



降谷「お前…薄着すぎるだろ…」


『え?そうですか…?
元々体温高めなので夏はいつもこんな感じですけど』



キャミソールと短パンは普通じゃないの?え?




降谷「いいから早く着替えて来い…」


『ふぁい、きがえてきまふ』



最後の眠気を飛ばすようにあくびをする



洗面所に着き、速攻顔を洗ってざっと化粧をする。



『あ、しまった
さっきの寝顔+すっぴんだ』



今更気づいてしまった。土に埋もれたい


まぁ降谷さんは私の事なんとも思ってないだろうし
別に気にすることないか


私のメンタルが死にそうになるだけで



『私の体力はもうゼロよ…』



着替えも終わらせてリビングに戻る



『…え』



家具が何一つなくなっている



寝室も、個室も、リビングも
さっきいたはずの洗面台や浴室


すべての家具がすっきりなくなっていた



降谷「支度終わったか」


『ふ、降谷さん私の家の家具は…』


降谷「安心しろ、捨ててはいない
ちょっと移動させただけだ」


『ほわっ』


降谷「この部屋は売った。もうここはお前の家じゃない」


『もうちょぅと説明が欲しいですね降谷さん』


降谷「お前はこれから俺の家に住む。以上」



すごい今更だけど降谷さんのお前呼びもかっこいい。好き



『なるほど一緒に住むんですね…


同居ですか!?!?!?!』


降谷「あぁ、そうだ」


『待ってくださいあの話は本当だったんですか?』



昨日送ってもらってる間に話していた
降谷さんの家に居候というお話



『ちょっと待ってください、心がもちません』


降谷「そのうち慣れる
それに俺は家にめったに帰らないからな」



そういえば降谷さん目の下に隈がある

無理尊い…→←酔ってない



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(プロフ) - 6ページの 安室の兄ちゃんに惚れるかなぁ は 見惚れる ではないのでしょうか? (2021年7月1日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
pnnedc0x(プロフ) - もう、最高です!感無量です!笑えて、きゅんきゅんして、嫌なこと吹き飛んでいきました!ありがとうございます!これからも楽しみにしてます!!! (2018年5月16日 0時) (レス) id: c83e50b307 (このIDを非表示/違反報告)
honna@hqy(プロフ) - "僕の…恋人は……この国さ!!"で吹きましたwww映画の安室さんカッコよかったですよね!更新頑張って下さい! (2018年5月13日 23時) (レス) id: 073d13c2e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:優乃 | 作成日時:2018年5月10日 17時

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