検索窓
今日:19 hit、昨日:25 hit、合計:794,516 hit

弱気なあなたも ページ39

『…は』


今ガラスものを持ってたら確実に落として
きゃーーっ、す、すみません!問題ですよ!?!?!?!?!


『降谷さん、深い意味はないとわかってますけど
それは意中の女性にしか言っちゃいけないやつですよ


私には心臓が5つぐらいあるんで平気ですけど』



降谷「心臓は一つだろ。
なんでもいいけど質問には答えないのか?」


『…なんでそんなの聞くんですか』


降谷「…いや、気になったから。」


『いつも言ってるじゃないですか
好きです、愛してます、結婚してください』



無心にしてその言葉をつぶやいていく



降谷「…告白するわりには
とてつもない真顔だが?」


『感情込めると日本語にならないので』


降谷「なんだそれ」



降谷さんはなんでそんなこと聞いてきたんだ。殺す気か



大体降谷さんは自分の魅力に気づいてるから
女子高生とか簡単に落とせちゃうんですよ



安室でもバーボンでも降谷さんでも惚れるわバーロー



…あぁ、でも全部の顔を知ってる人は少ないのか



『…私は降谷さんの事、とてもかっこいいと思いますよ』



降谷「いつもと言ってることが変わってないな」



『命に代えても日本を守ろうとするところとか
窮地に立たされると予想以上の解決策を瞬時に見出すところとか』



降谷「なんだいきなり」



『それにバーボンは魅力的でとてもかっこいいです
大人の余裕ってやつですかね、ハニトラは兵器ですよ


そんなバーボンも愛してますけど』



降谷「…」



『安室さんは気配り笑顔は当たり前の優男ですね
たまに疲れないかなぁ、と思うときもありますけど

皆が知ってるのは安室透という存在で

私が知ってるのは降谷零という存在です


降谷さんのすべてを知ってるわけじゃないですけど
他の人よりか降谷さんの事をわかってます』



とにかく、私は本当のあなたを見つめています


ただそれだけを伝えたい



『…なーんて!!しんみりしちゃいましたね!!
降谷さん今日の晩御飯一緒に作りませんか?


料理教えて下さ…』



ふいに体全体が温かくなった。



腰に手を回されて力強く引き寄せられる。



気が付けば降谷さんの胸の中に納まっている



さっきの安室さんの優しい抱擁ではなく
"降谷零"としての心からの抱擁




降谷「…ありがとう」



『降谷さん、温かいですね
それにいい香りもします』



降谷「人がお礼言ってる時ぐらい素直に受け取れ」



『ふふ、それが私なので』

イケメンにも程がある!!!!→←落ち着きが続きますねぇ、いつまで落ち着けるんでしょう



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (215 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
574人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 6ページの 安室の兄ちゃんに惚れるかなぁ は 見惚れる ではないのでしょうか? (2021年7月1日 22時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
pnnedc0x(プロフ) - もう、最高です!感無量です!笑えて、きゅんきゅんして、嫌なこと吹き飛んでいきました!ありがとうございます!これからも楽しみにしてます!!! (2018年5月16日 0時) (レス) id: c83e50b307 (このIDを非表示/違反報告)
honna@hqy(プロフ) - "僕の…恋人は……この国さ!!"で吹きましたwww映画の安室さんカッコよかったですよね!更新頑張って下さい! (2018年5月13日 23時) (レス) id: 073d13c2e9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:優乃 | 作成日時:2018年5月10日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。