本音 ページ6
luz「…ごめんな、全部まふから聞いた。……寂しい思いさせて、ごめん」
luzくんは背が高いから、私を抱きしめると肩に顔をおけるくらいの高さになる。
耳に髪が触ってくすぐったい。
luz「でも、これが俺の仕事やから、これからも寂しい思いさせちゃうかも知れない。それでも、俺が愛してるのはAだけ。」
luzくんは私を壊れ物を扱うかのように優しく触れる。
向かい合わせになったところで、luzくんが切なそうな声で言った。
luz「だから、友人だとしても黙って他の男の所へ行かんで…。いなくなったとき、本当、心配した…」
私がぱっと顔を上げると、luzくんは声を震わせていて、私じゃなくてluzくんが壊れてしまいそうな、そんな感じだった。
月明かりに隠れて顔は見えないけれど、きっと今にも泣きそうな顔をしているのかな、と思った
A「私もごめんね。仕事だから仕方ないって分かってるんだけど…。そのかわり、家にいる時はたくさん甘やかせてね?」
そついってluzくんを抱きしめる。
luzくんの手が背中に回ってきた。
抱きしめられたのはいつぶりだろう。luzくんの手は、あったかくて、優しくて。ちょっぴり苦しかった。。
私達は手を繋いで家まで帰った。
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アゲハ蝶(プロフ) - luz君イケメン・・・。 楽しく読ませていただきました!。 新しい作品など作ってくれるのを期待してます!。 (2017年10月26日 21時) (レス) id: 0fd91efa3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まろん | 作成日時:2017年6月7日 23時